http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100505-00000010-dal-fight
亀田側、王座返上辞さず…協栄ジムが落札
ボクシングのWBA世界フライ級王者・亀田大毅(21)=東日本協会=と同級7位・坂田健史(30)=協栄=のタイトル戦の入札が3日(日本時間4日)、米ラスベガスで行われ、坂田の所属する協栄ジムが31万5千ドル(約2990万円)で興行権を落札した。試合日は90日以内に設定され7月下旬に予定されているが、亀田陣営は以前所属した協栄とファイトマネーをめぐる訴訟を起こしており、改めて対戦を拒否する意向を示した。亀田陣営は今後、王座返上も辞さない構えで徹底抗戦する。
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日本時間4日早朝、ラスベガスで行われたWBA世界戦の入札は、協栄ジムの金平桂一郎会長(44)が31万5千ドル(約2990万円)で落札した。入札には金平会長のほかに、メキシコ人プロモーターが参加する意思を見せたが、入札時に必要な手続きに不備があり結局、単独入札となった。
WBAルールにより、プロモーターの金平会長から王者・大毅には31万5千ドルの75%の約2242万円がファイトマネーとして支払われ、挑戦者の坂田は25%の約747万円が支払われることになる。また、タイトル戦はこの日から45日以上90日以内の開催と定められており、金平会長は7月24、25、31日を試合の候補として挙げた。
協栄がタイトル戦の興行権を得た結果を受け、亀田陣営の不満が爆発した。これまでは、亀田兄弟(興毅、大毅)が以前、協栄に所属していた際にファイトマネーの未払いがあるとして坂田との対戦を拒否してきた。この件は民事訴訟として係争中で、まだ解決していない。その中での入札ということもあり、今回の決定をすんなり受け入れる意思はない。
また、亀田ジムは3月に行われた興毅の世界戦後に起こった父・史郎氏の暴言問題がもとで活動停止中のため、入札には参加できなかった。3兄弟は東日本ボクシング協会預かりの身となっているが、同協会が亀田ジム代理として入札に参加することを拒否したため、協栄の単独入札となったことも公正さに欠けると主張している。
協栄が提示した入札額にも不信感が強い。因縁の大毅VS坂田という注目度の高いビッグマッチながら、両者のファイトマネーは、日本円にして計3000万円に満たない金額。亀田ジムの関係者は「亀田陣営が入札出来ないからこのような(低い)金額が出た。今回の入札はあまりにも一方的」と指摘した。
さらに関係者によると、亀田側がこのまま坂田との防衛戦を強制されるのなら、大毅が王座を返上する意向があるという。6日に帰国予定の金平会長は「日本に帰ってから亀田家との話し合いが必要なので、話し合います」と“交渉”する意思を示した。しかし、亀田陣営は最悪の事態になろうとも『坂田戦拒否』のスタンスを変えずに抗戦する構えだ。
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